イラストレーターのドキュメントを自分で印刷する場合は、印刷用紙のサイズや種類、印刷の向きなどの基本的な内容を設定する必要があります。
イラストレーターCS3とEPSONプリンターを利用した場合の、ごく基礎的な設定をまとめてみました。以下は、所有するプリンターやドライバーによって、若干、表示内容が違う場合があります。
印刷の設定方法
試しに、名刺サイズ(55mm x 91mm)のイラストレータードキュメントを印刷してみます。
印刷を行う時はメニューより、ファイル/プリントをクリックします。
ショートカットキー 【comand】+ P
プリントダイアログが開きます。
用紙のサイズは、OS側で設定した大きさがデフォルトで選択されています。(この場合はA4です)サイズをクリックすれば、違う大きさのサイズに変更出来ます。
選択出来る用紙のサイズはプリンターとドライバーによって異なります。名刺印刷に対応しているプリンターなら、名刺サイズも選択出来ます。
印刷内容がプレビューされていますが、紙よりすこし内側に見える破線が実際に印刷される範囲を表しています。この破線より外側にあるオブジェクトは印刷されません。又、印刷の向きは、用紙の方向を切り替える事で90度単位で変えられます。
校正(見本)出しなどを行う際に、トンボとカラーサンプルを印刷したい時は、一般設定をトンボと裁ち落としに切り替えて、トンボにチェックを入れます。
用紙の設定方法
印刷用紙の詳細を設定する時は、プリンタをクリックします。
警告ダイアログが表示されますが、続行を選択します。
OS側のプリントダイアログが開きます、レイアウトと表示されている場所をクリックします。
印刷設定を選択します。(表示は、EPSON PXシリーズの場合です。他のプリンターの場合は、若干表示される内容が違うかもしれません。)
印刷用紙の設定や、印刷モードの選択が出来るようになります。
例えば、ハガキの印刷を行う時は、用紙種類・普通紙をクリックして用紙を変更します。
印刷する紙の種類が選べるようになりますので、郵便はがき(インクジェット)を選択します。(表示は、EPSON PXシリーズの場合です。他のプリンターの場合は、若干表示される内容が違うかもしれません。)
印刷の設定を変更した後に、保存を行うと、変更した印刷設定も保存されます。
補足
印刷出来ない場合。
一通りチェックして、プリンター側に問題が無い時は、イラストレーターのレイヤーオプションの設定が原因の場合も考えられます。
レイヤーをダブルクリックすると、レイヤーオプションダイアログが開きます。
テンプレートにチェックが入っていると、そのレイヤーの内容は印刷出来ません。
プリントのチェックが外れていると、そのレイヤーの内容は印刷出来ません。
印刷が出来ないトラブルが発生した時は、チェックしてみて下さい。
以上、基本的な印刷の設定方法でした。
(おわり)
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