イラレでの作り方

Illustrator ロゴ作成【パスファインダ】

2016/07/25

Illustrator ロゴ作成【パスファインダ・形状モード】の続きになります。

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前回は、パスファインダの形状モードを使ってみましたが、
今回は、パスファインダパレットの下の列にある、6つのパスファインダをご説明します。

パスファインダパレットが見当たらない場合は、ウィンドウ/パスファインダを選択して下さい。

パスファインダの名称(左から順番に)

  • 分割
  • 刈り込み
  • 合流
  • 切り抜き
  • アウトライン
  • 背面オブジェクトで型抜き  となってます。

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丸いオブジェクトを3つ用意しました。並びの順番は手前から、赤、緑、青です。

パスファインダ・分割

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オブジェクトを選択したら、パスファインダパレットから、分割を選択します。

見た目は変わりませんが、オブジェクトはパス単位で分割状態に変更されています。

オブジェクトはグループ化されていますので、グループを解除してみます。

オブジェクトを選択したら、メニューからオブジェクト/グループ解除をクリックします。

ショートカットキー 【comand】+【shift】+ G

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グループ解除して、すこし移動してみました。
ご覧の通り、オブジェクトは、パス単位で細かく分割されています。

パスファインダ・刈り込み

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刈り込みは、オブジェクトの塗りが見えている単位で、パスが分割されます。

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刈り込みを選択すると、パスの見た目が変わります。

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先程と同じように、グループ解除を行うと、

このような形で、オブジェクトが分割されているのがわかります。

パスファインダ・合流

最初、私は刈り込み合流の違いがよくわかりませんでした。

合流機能は、刈り込みと似たような機能ですが、
塗り色が同じのオブジェクトが隣接している場合は、パスが合流してしまう点が異なります。

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一番下のオブジェクトの色を変更して、合流を選択します。

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パスの位置が、オブジェクトの色単位に変わりました。

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グループ解除を行うと、こんな形になります。

パスファインダ・切り抜き

切り抜きとクリッピングマスクとの違い

パスファインダの切り抜きと、マスク効果のクリッピングマスクは、見た目はよく似てますが、パスの形態は大きく異なります。

クリッピングマスクの場合

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黒線の四角形を、一番手前に配置して、クリッピングマスクを適用させると、

メニューより、オブジェクト/クリッピングマスク/作成を選択します。

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四角形の形でマスクされますが、
パスが無くなった訳ではないので、楕円形の形はデータとして残ります。

切り抜きの場合

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パスファインダの切り抜きを適用させる場合は、

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切り抜かれた外側のパスは、完全に消えてしまいます。

ロゴ作成の場合は、切り抜きを使用するなど、ケースによって使い分けると良いでしょう。

パスファインダ・アウトライン

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アウトラインは、パスがラインの状態で分割される機能です。

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適用させると、塗りが消えてパスだけが残ります。
塗りの色情報はパスに残されていますが、線幅は 0ptになります。

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それぞれ、線幅を1ptに設定し直しました。
このパスは分割されています。グループ解除をしてみると、

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このように、パスがバラバラになります。

パスファインダ・背面オブジェクトで型抜き

背面オブジェクトで型抜きは、パスファインダ・形状モードにある、
前面オブジェクトで型抜きと正反対の機能です。

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前面に、黄色い丸。背面に文字を配置して、
背面オブジェクトで型抜きを適用させると、

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このように型抜きされます。

以上、6つのパスファインダ機能の違いでした。

(つづく)

次のページ→Illustrator ロゴ作成【パスファインダ・分割】

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